年金騒動

 銀行の記入手続きを終えて帰ってきた連れ合いが、75歳になると何でこんなに支給額が下がるの?・・・と出し抜けに聞いてきた。てっきり自分の年金だと思い書き出して比較してみたらと適当に聞き流していたら、「あなたの新国民厚生年金だよ」ときた。え!・・・そういえば75歳は私だっけ。
 近頃盛んに言われている物価スライドで0.4%減額されることはパソコンでキャッチしたが
差額はとても埋まらない。年金関係の引き出しを引っ張り出し調べてもそれらしい書類は出てこない。うーん・・・・暫く考えていたが見当がつかない。
 75歳の10月から・・・・あっ・そうだ後期高齢者だ!そういえば年度初めに納付書を確認し途中から年金天引きになっている事に2人で憤慨したことを覚えている。確か 枡添時代に問題となり支払いは本人の選択になったはずだが・・・一方的に年金引き落としにするとは・と。
 しかも2つに分けたため頭打ちが無くなり保険料の大幅アップ、高齢者の自己負担が3割と踏んだり蹴ったりでオチオチ病気もママならない状況に陥っている。
 別格の高所得者ならまだしも・・・かつカツの所得者にとってはとても耐えられない。
 保険導入時・・・福田のあんぽんが 「1割だけ負担してもらうのがそんなに悪いことですかね」とうそぶいた顔が今も目に付いている。時の民主は導入に反対・・・政権交代後は直ちに解消するはずが・・・・庶民はいまだ苦しめられている。
 昔は良かった。・・・累進課税と言う制度があってある一定レベルまでは同税率だがその上は一定単位に税額を大きくして計算し、その積が税額となる。すべてこれを導入すべきと思う。
 所得500万の庶民も5億高級とりも同じ保険料では・・・・「たまらん」
 今の所得税は1800万以上は40%で5割以上が手元に残る。
 もう一つ気に入らないことがある。政治献金は税額から差し引かれることになっている。まるで税金泥棒ではないか?これを支援者との飲み食いやゴルフの接待に使割れたのでは・・・怒り心頭である。