立山眺望

 一度は行って見たかった「立山連峰の眺望」をやっと果たせた。いつも待たされっぱなしな状況のしっぺ返しをと考え・・・、天気予報を見るでもなく見て居たら明4月23日は岐阜・富山とも快晴。
またとないチャンス、その場で切符をと思ったが待てよ、ばれてしまっては元も子もない。
 明日の朝までジックリ考えよう。翌朝の新聞も快晴、今はすっかり私の仕事になって居るポリポットを持って・・・・「出してこようか?」との言葉を遮って収集所へ。その足で静かに車を出して切符をゲット。連れ合いの出かけるのを待って暦に「たてやま」の記事を残しJR10時発で大垣へ。
 しらさぎに乗り継いで一路富山へ。乗客はまばらで態々指定席をゲットする必要は無かった。
 北陸の気象は中々微妙で、テレビ画面で見られるような絶景は滅多に見られないとは聞いていたが・・・。
 金沢を通過する頃は東の空一面に雲が。やっぱり無理かな?と思っていたら、右の車窓に北アルプスの山々がうっすらと。もしかすると見えるかも? 期待を大きくして能登を越える。
 当初は早出して氷見線を予定していたが、今回はこれを回避。ライトレールを予定していた。
 13時過ぎ富山着。街並みの一角に立山連峰の姿が、よかった。駅は新幹線の工事で大幅な回り道
それに案内も心もとない。ライトレールは富山の「うり」のはずが出口案内もない。多分北だと思ったが工事で大幅に距離のある正面に回る。駅員に聞いたら「北口のすぐ前です。」にガッカリ。
 再び迂回路を足早に歩き北口へ。駅の壁には立山連峰の遠景がばっちり。期待を抱いて15分後の電車に搭乗。
 処がこれが失敗。電車は町中を走る。道路とか家々の合間には立山の一角が見えるものの、すぐに遮られてしまう。それにだんだん離れてゆくような?「富山駅立山に一番近かった。」と築くのが遅かった。氷見線に乗っていたらもっと遠くの立山しか見えなかったろうと想像する。競輪場前の駐車場からようやくその全貌を見渡すことができたが、電線などの障害物が多いのでカメラアングルが悪い。
 終点の富山湾まで行って見よう。
 残念、岩瀬浜駅は町の中だった。そのまま折り返しの電車で競輪場前まで引き返す。2−3枚カメラに収めたが陰影がなくパッとしない。写真は諦めて次の電車に乗り富山へ。周辺のビルなどを探したが、何せ新幹線の工事中で自由が利かず、そのまま3時10分初のひだ18号に乗車。