旧友と語る

 孫の七五三に託けて上浜の日程を旧友に知らせてみたら、久し振りに会おうかと静岡で15年振りの旧チョンガークラブを設営してくれた。これには前段がありこの夏の暑さに閉口して「毎日冷房漬けの毎日を過ごしている」と愚痴ったメールに、旧友が反応してくれて涼しくなったら会おうと言う事となり、この約束がようよう陽の目をみることに・・・
 私が県を退職した時、静岡でご苦労さん会を開いてくれて以来で丸々15年ぶりである。もっともその時は後輩O君の場長内示と重なり急遽その祝賀会・激励会になってしまったと記憶する。
 別れ際時々会おうかと約束したが、中々機熟せず今日を迎えてしまった。
 その間OB会で時々会っている友もいたが、その時以来の友も居て懐かしく旧交を温め楽しい一時を過ごした。
 今思えば独身時代はかなり変則な生活を続けていたがみんな元気で先ずは何より。
 一人、私と入れ替わりに就職した御仁もいたが、それはそれで同じ職場・・・話は弾んだ。 当時の職場のこと・研究のこと・果てはTPPは絶対許せないなど今日の政治談議まで。
 最後は歳なりに健康談義に、最近友が急性心筋梗塞で逝ってしまった話から、循環器系の予防が大切だと・・・・私どもより年上の御仁はその後結婚し、お嬢さんが現在同系の女医さんとか。
でも、日立で勤めているようで相談は出来そうにないか。
 血液検査などしたことも無いと言うO君はペットでガン検診で済ませているそうな。市町村で行うさわやか検診でも受けたらとお勧めしておいた。

会後、娘やつれあいから宿泊を強要されていたが、我が家には老犬が居て介護が必要な為新幹線で帰ることにした。一時は井川の 蒸気機関車(SL)の旅をとも考えたがまだ紅葉には早いのではとの思いから。
 当初とりあえず「こだま」に飛び乗り、時刻表を繰っていたら浜松で「ひかり」に乗り換えた方が名古屋に5分早く着き、15分前の快速に間に合いそうなので急遽変更。浜松にメールを残して帰郷した。あいにくの大雨・・・帰って来てよかった。 但し、家では泊まりが前提になっており、メールを2回も送ったが駅への迎えはなし。
 改めて電話したら・・・「携帯なんか見ないので知らないは。」ときた。何の為の携帯なの?
 そうだ。ここ暫く口も聞かないほど対立してたっけ。・・・お粗末。