最大の悩み;空即是色

 かって高校の学友が奥様と野良仕事をしていて、突然姿が確認できなくなり・・・そのまま黄泉の国へ旅立ってしまった。
知らせを受けて駆けつけた通夜の席上、読経後の説教で人生の無情さを聞かされた。般若心経を引用され「人生は何時何が起こるかわからない。」「色即是空;命あるものが即無に帰してしまう。」「つい今まで農作業をしていた故人が、今はもうこの世には居ない。遠い黄泉の国に旅立たれてしまった。」・・・・と。と同時に「空即是色」とある。これは新しい誕生を意味する。すなわち「無から新しい命の誕生を意味する。」・・・と。
 私で始まった我が家の歴史は子供2人とその婿殿を加え6人に。更に孫が生まれ7人になったが・・・。
 子供の結婚と同時に姓は滅亡・・・更には跡継ぎは1人と・・・将来が約束されない状況に陥っている。何かいい方向に運ばないかと思うのだが・・・心配はたえることはない。