礼儀をわきまえた猫;我が家の来訪者

 去年の正月、柴雑犬が旅立って以来我が家には動物の影が無くなっていた。それを感知したのか隣の猫が顔を出すようになった。からだ全体が犬と同じ茶毛で、全体にしかも左右対象に横縞のある可愛い猫である。始めは庭で煮干などを食べていたが可愛さも手伝って娘が餌を買ってくるようになり、今では窓際に来ては「ニャーゴ」と・・・入れて呉れろと鳴く始末。
 これが「爺ちゃん・ばーちゃん元気か?」とも聞いて取れることも。
 餌を食うとサッサとお帰りになっていたが・・・最近は寒くなったせいかホットカーペットの上でまどろむ機会が多くなった。昨日もスポーツジムから帰るのを待ち受けていたのか?玄関からご訪問。餌を漁った後、ホットカーペットに横たわって曝睡していた。私も横たわって本を読むやら、テレビを見るやら。
 処が、にわかに飛び起きて窓際に行き「ニャーゴ」と一鳴き・・・。
 時計を見たら丁度3時・・・「これは失礼、ツイうとうとして長居をしてしまいました。」と言って居る様で・・・苦笑。
 何処かの誰かさん・朝10時前に出かけストレッチ体操を1時間。その後の食事時間が長いこと長いこと。4時にヤットお帰りあそばしました。翌日からは京都への紅葉見物へ1泊2日の豪遊とか・・・? 「我が家の訪問者」の爪の垢など煎じて飲んでもらいたいね。
 なお、この猫、餌に関しては意外とうるさく気に入った餌で無いと口にもせず、餌を呉れろと「ニャーゴ」・・・仕方無しに気に入った餌を混ぜてやるとやっと口にする始末これには一同唖然。