礼儀をわきまえた猫;我が家の来訪者

去年の正月、柴雑犬が旅立って以来我が家には動物の影が無くなっていた。それを感知したのか隣の猫が顔を出すようになった。からだ全体が犬と同じ茶毛で、全体にしかも左右対象に横縞のある可愛い猫である。始めは庭で煮干などを食べていたが可愛さも手伝っ…

気遣い・思いやり(何時も心がけていること)

大学時代、ダイヤル電話に直面しどう対応していいか分からなかったことを思い出すと、現代は雲泥の感しきりである。思い起こせば県を退職し経済連に行ったころの営業はまだポケットベルだった。今は殆どの人が携帯を持ち、携帯パソコンの時代が来ようとして…

俳句と詩・・・西国巡礼再開

私が俳句と出あったのは高校時代である。クラブ活動を選択しなければならないが、これと云って特技は無く「文芸部」を選択したら、顧問はクラス担任の今川さんと国語の松原さんで、題材は俳句であった。何回か教わっているうちにトリコとなり、新聞社はもと…

老人と海

大学1年の時、英語の教材として眼にしたへミングウエイの「老人と海」。 図書館で借りて来た本は「釣り文学傑作集」で、残念ながら抜粋された内容。前半はかなり忠実であったが獲物のカジキマグロ?を釣上げて小舟の横に結わえつけ持ち帰るシーンは丸きり抜…

七十にして

「七十にして 知らないことのみ 多かりき」 76歳にして思うこと、色々と経験してきたが この世の中知らないことが如何に多いことか。それを思うとまだまだやってみたい事が山ほど・・・でも・・・つい億劫さが出てきて中々手が出せないでいる。これが年を…

原発のこと=人が制御できないもの

原子を破壊してその熱をエネルギーに変えること。その燃えカスは永続的に放射能を出し続け地球は汚染されてゆく。効率主義に蝕まれて。 「4度目のあやまち」フクシマの原発事故を受けて今一度ヒロシマをおとずれた。 「安らかにお眠り下さい・二度とあやま…

平和ボケ

最近、南シナ海周辺の竹島・尖閣諸島でキナ臭い外国の行動が目立っている。北では国後・択捉問題でロシア要人の2度目の上陸が行われた。処が・・・日本では何の変化もなく・・・、オリンピックのメタリスト達のパレードが行われ、黒山の人だかり。東京の銀座…

置かれた場所で咲きなさい

最近読んだ新書である。 この中に、自由の身になったら読みたい本のくだりがある。しかし中々読めない。その理由に年を数えると若い時より手が遅くなり、中々事が運ばないと。速読が苦手な私にはなお更だと思った。 同窓会などに行くと、「毎日日曜日だとか…

定年後の読書

現役時代・・・本を買うたびに、「あなた 何時読むの?」と聞かれ「定年になったら読むんだと・・・・。」 その頃はそう考えて居た。だが、いざ定年になってみると中々落ちついて本を読む気にならない。否、読みかけても・・・長く続かない。 考えて見れば私…

西国巡り

思うところあって西国33ヶ寺巡りを始め、もう3ヶ月になった。 6月も終りになると樹々の新緑も濃緑に変わり、竹の子も新竹に成っていた。 今回は福知山線(今は宝塚線とか? 列車事故のイメージを払拭するためか?)と山陰線を使って2ヶ寺を訪ねる計画で…

金環日食

5月の初め、ホームセンターに寄ったら金環日食観察用のメガネ等を売っていた。 浜松に居る孫に買ってやろうかと相談したら、「保育園で対応するので要らんわ。」と。連れ合いから見事にケッチンを食らい手に入れずに帰ることに。 最近になって、テレビなど…

むら役解除後の日課

終活を始めた矢先再び自治会の役員を押し付けられて2年、ようやく役職の選出方法の確立と2名の人選を経てこの4月無罪放免となった。 エアコンの設置工事から外壁の塗装まで公民館の仕事も会計さんの協力を得て無事済ませることが出来た。ただ、先人が積み…

最大の悩み;空即是色

かって高校の学友が奥様と野良仕事をしていて、突然姿が確認できなくなり・・・そのまま黄泉の国へ旅立ってしまった。 知らせを受けて駆けつけた通夜の席上、読経後の説教で人生の無情さを聞かされた。般若心経を引用され「人生は何時何が起こるかわからない…

生物学を学んでいない医大生

十数年前、高校時代に生物学を専攻しなかった医大生が問題になっていた。大学へ入ってから補修体系を取り入れたとか? 入試の為に得点が得やすい科目を選択し、得点しにくい生物学をボイコットしたのが原因だそうだ。 そんなお医者さんに見てもらって居るか…

親孝行は子孝行に通じる

かって、母に言った言葉である。一種の逃げかも知らないが。でも出来るだけ子供と過ごすことを心がけてきた積りである。 麻雀が華やかなりし頃であったが手を出さず、ゴルフにも、静岡時代に「公務員はゴルフ場に通うほどの給料はもらっていない。何か後ろめ…

仕事

「人生にとって最も重要なことは職業の選択である。偶然がそれを支配する。」 確か学生時代に何かの本で読み、考えさせられたことがある。最近になっていやにこの言葉が気になって、その出所を見つけるべく試行錯誤しているが、これだと思った本には見当たら…

悩み多き・・・

毎月1回、高脂血やらガン対策の一環としてかかりつけ医に通いその後の経過をチエックしてもらっている。友を亡くした時などは、その病状を説明し「大丈夫かなー?」と問い合わせるが・・・決して大丈夫とは云ってもらえない。その都度そういう年に成ったの…

友を送る

’11年5月24日、高校のクラス会が長良川畔の宿で開かれた。3年毎に開かれていたが指名された幹事がもっと早くと、1年後に企画。やはり参加者は少なかったが和やかな2日となった。もしここで企画するなら鵜飼を見ながらと注文を出しておいたがそれは叶わ…

出張

現役時代はよく出張することがあったが、一度たりともその準備をしてもらったことが無い。 先ごろ近くの長老の葬式でも、喪服は出してあるもののビニールの袋を被ったまま。白のハンカチも・・・引き出しにも無い? 連れ合いは早くに父をなくし、かつ自営業…

同窓生の見舞い

28日の朝、笠松に住む同窓のX氏から電話が入った。同窓会の連絡以外あまり音沙汰の無いX 氏が・・・怪訝な気持ちで電話にでた。「実は同窓のY君が入院してね。見舞いに行ってきたけど・・・治療のせいで話せなかったんだわ。・・・明日なら話が出来るような…

〜あれから40年

連れ合いがきみまろフアンなので、そのテレビ番組(NHK)によくつき合わされている。最近はもっぱら「〜あれから40年」が定番となり結婚して40年前後の夫婦のありようが取り上げられている。 集まる人たちが丁度その年代にはまっているからかもしれないが・・…

隣のネコ

我が家の柴雑犬がこの世を去って丸一年。最近になって隣の茶毛ネコが時々顔を出すようになった。カーテン越しに窓際に来て「ニャーゴ」と一声。 あたかも、「じいさん・ばあさん元気か?」と声を掛けて居てくれてるような。 カーテンを開けるとまた一泣き「…

新しい年を迎えるに当たって

3月11日の北日本大震災に始まった22年は津波による大災害や、心配していた原子力発電所の大事故等暗い影を落とし、更には台風に伴う集中豪雨による災害が追い討ちをかけるなど、暗い1年であった。災害復旧が最大の課題だと思うのだが、政府予算は相変…

むらやく

現役を過ぎると直ちに襲ってくるのはむらの役職である。かってはつわものが居て、長い間役職を務めることが多かったが、最近は誰もが逃げの一手で人のいい者が押し付けられる場合が多い。 更にはかっての役割に輪をかけて仕事量が多くなっていて大変である。…

年金騒動

銀行の記入手続きを終えて帰ってきた連れ合いが、75歳になると何でこんなに支給額が下がるの?・・・と出し抜けに聞いてきた。てっきり自分の年金だと思い書き出して比較してみたらと適当に聞き流していたら、「あなたの新国民厚生年金だよ」ときた。え!…

姉妹

姉の婿殿が急病で入院治療を余儀なくされ、市内の病院に急遽入院。幸い2週間の入院治療を経て近く退院と予想したさなか、妹が見舞いに来るという。もうじき退院するのでと断ったがどうしてもと言うので一時帰宅を予想し自宅に来るように手配した。何時も職…

納経(2) 東大寺から興福寺へ

唐招提寺を一巡してバス停に向かった。まだ時間はたっぷりある。一先ず奈良方面へ向かい春日大社までの道中にある寺院を巡ろうとマップをひも解いていたら東大寺・興福寺が眼に入った。目標を東大寺に定めそのままバスの旅を続けた。東大寺バス停に降りると…

納経

この秋、薬師寺展が地元の博物館で開催されたおり、薬師寺の白鳳伽藍改修費用を写経で賄っていることを知り、その折寄進して手に入れた写経セットをそのまましまっていたが、最近私を筆頭に病が重なり、最後まで元気だった婿さんまでが入院するにおよんで早…

ヤッパリ性格が?

最近売り出し中の子役(愛菜ちゃん)を見ていると,どこか孫に似ていることから、我が家ではみんながフアンで、専らその出演番組は逃さず見るようにしている。中でも「マルモのおきて」は傑作で、居ない時はビデオ摂りして見るほどであった。 その子の主演作…

草野球

年を数えた今は野球のボールなど手にすることは無いが、若かりし頃は職場のチームによく駆り出され参加したものである。余り学生時代の経験も無く上手い方では無かったので補欠と選手の合間に居てある時は応援に、ある時は選手に駆り出されたりしていた。守…